Summilux 50mm asph とXCD 65mm 撮り比べ

Leica M-D(typ262) & Summilux 50mm f1.4 asph. ©2021 Ramune Soda.

僕のブログは、かなり前に書いた6bitコードネタが暫く閲覧上位を占めてたけど、4月に入ってからはハッセルブラッドネタが検索の上位を占めるようになった。
これは、CFV II 50Cと907Xが、ようやく市場に出回り始めてきた兆しなんじゃないかと、とても嬉しく思っている。

ということで、たいしたネタも無いから前回の桜の撮り比べに続き、普段デジタルで撮ってるメインのレンズであるSummilux 50mm asphとXCD 65mm f2.8についてもう少し紹介したい。

Leica M-D(typ262) & Summilux 50mm f1.4 asph. ©2021 Ramune Soda.

先ずは僕の常用レンズSummilux 50mm asph。

逆光時、絞り開放ではゴーストやフレアが発生するが、絞ってしまえばそういったクセが消え、しっかりと撮る事ができる。
このクセは、Summarit 1.5/50mmから引き継がれているが、現行のSummiluxでは、そのクセもかなり大人しくなっているから、ある程度コントロールは可能だと思う。

僕の場合、動くものを撮る時にゴーストを発生させる事ができる程フォーカシング精度が高くないので、もう少し練習が必要になる。

Leica M-D(typ262) & Summilux 50mm f1.4 asph. ©2021 Ramune Soda.

結局、このレンズの味は、絞り開放付近に尽きるんじゃないかと思っている。
絞り開放時の優しさとシャープさを両立させたこの写りは、言葉では表現できない。是非使ってもらいたい。

条件によっては、トーンでモノクロ時代のレンズの方が優秀な時もあるが、トータルバランスでは、現行のSummilux 50mm asphが最も優秀だと感じていて、ここ数ヶ月はカメラに付けっぱなしのレンズとなっている。

Leica M-D(typ262) & Summilux 50mm f1.4 asph. ©2021 Ramune Soda.

続いて、 XCD 2.8/65。

このレンズは、小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載されたレンズを製作した株式会社nittohが製造した最新のレンズだけあって、逆光時のゴーストやフレアはかなり抑えられている。


Hasselblad CFV II 50C & 907X + XCD 2.8/65. ©2020 Ramune Soda.

そして、絞り開放からとてもシャープに写る。
周辺減光は多少残るが、ライカで感じるよりは遥かに少ないし、個人的には大好物なので気にはならない。

シャープネスについては色々な意見があるが、ハッセル純正の現像アプリであるPhtocusを使った場合、デフォルトでシャープネスが少しかかっている事が少なからず影響しているかもしれない。


Hasselblad CFV II 50C & 907X + XCD 2.8/65. ©2020 Ramune Soda.

順光や室内では、フルサイズより大きなセンサーを活かした立体感のある絵を写し出してくれるが、撮って出しだと素直でクセの無い写りになるので、僕の場合はRawデータから現像している。

じじばば木馬亭のナポリタンは、いつもドライカレーとのセットで注文する。Hasselblad CFV II 50C & 907X + XCD 2.8/65. ©2020 Ramune Soda.

Hasselblad CFV II 50C & 907X + XCD 2.8/65. ©2020 Ramune Soda.

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